続: ぼくの一時保存

主に読書ブログ。たまに頭からはみ出したものをメモ。

のはなし にぶんのいち 〜キジの巻〜 伊集院光

 

 伊集院光のエッセイ集。もともとはメールマガジン用の記事を編集したもの。

 

 中古屋で適当に買ったので気が付かなかったが上下巻の下巻にあたるものだった。あいうえお順でエッセイタイトルが並べられていて、この本は「て」から始まる。ちなみに冒頭には「なかがき」もある。とはいえ、2−3ページで完結するエッセイなので、別にこの一冊を読んでなんの問題もない。

 

 伊集院光といえばラジオなわけで、ぼくも朝のラジオをよく聞いている。そのトークと同じ要領で、軽快に笑いあり、涙あり、学べることもありと大変気楽に楽しめる。ほんとにこの人はどんな話題を与えられてもトークにできるようで引き出しの多さというか、話のうまさに驚くばかりだ。あと、昔のことを非常に細かく覚えていてすごいと思う。ぼくなど小学生のころの友達の名字もパッと思い出せないのでうらやましい。

 

 気楽に本を読みたい人におすすめの本。読書が苦手、という人でもこの本からならはじめられるんじゃないだろうか。