- 作者: 安野モヨコ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/11/16
- メディア: 文庫
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安野モヨコのエッセイ。僕自身は安野モヨコって人の作品をよく知らない。この間読んだ「脂肪という名の服を着て」しか読んだことはない。あと知ってるのははエヴァの監督の嫁さんということぐらい。
さて、このエッセイでは著者が徒然なるままに美について思うことを書き綴る。美を意識することで、自分も読者も美人になれるのでは、という触れ込みだ。
メイクだ、福服だ、生活習慣だ、心のもちようだ、ととかく美人になるのは大変だ。おっさんはついていくので一苦労である。
この本を読んでわかったことは、女の子がウィンドウショッピングが好きな理由である。どうも女の子ってのは手に入れたい理想の何かをいっぱい抱えていて、それが世の中に無いかとフラフラ探し回るものらしい。ウィンドウショッピングはぼくには全く理解できない行動なのだが、それは僕の中に理想がなくお店にあるものから自分の需要に応えてくれるものを探す、というスタンスだからだろう。おっさんなりに勉強になった…だろうか。