夢を釣る 佐伯泰英
神守幹次郎は吉原の裏同心。吉原で起こる問題に知略と剣術で立ち向かう。
なんかテキトーに中古で買った一冊で、シリーズ5作目であるらしい。1−4作は未読なので、背景がよくわからないままダラダラ読んだ。登場人物などの背景が掴みきれないので、もうひとつストーリーは楽しめなかったが、江戸時代の吉原の雰囲気だったり、当時のルールみたいなものを感じ取ることはできて面白かった。馬鹿な話だが「沽券」という言葉の本来の意味をこの本で知った。それだけでも100円の価値はあったかな。