続: ぼくの一時保存

主に読書ブログ。たまに頭からはみ出したものをメモ。

ダニー・ザ・ドッグ ルイ・レテリエ

ギャングのボスに戦闘マシーンとして育てられたダニー。彼は人としての教育を受けることはできず、首輪のついた番犬であった。ある日、取り立て先の骨董品屋でダニーは心優しいピアノ調律士に出会う。少しずつ「人」として成長していくダニー。一方、ボスは闇のファイトクラブでダニーを戦わせ金を手にすることを目論む。

ジェット・リーの演技が際立つ。ダニーの戦闘マシーンと純朴な少年の顔を見事に演じ分けている。

他のキャラクターもしっかりキャラが立っており、物語をしっかりと固める。モーガン・フリーマンの安定感はさすが。

しっかりとしたキャラを際立たせることで、単純なストーリーでもしっかり楽しむことができる。そんなことを再確認した映画だった。