続: ぼくの一時保存

主に読書ブログ。たまに頭からはみ出したものをメモ。

ホーリーマウンテン


 うわー。カルト。まさにカルト映画。

イエスキリストみたあな主人公は、錬金術士とであう。そして9人の賢者の一人として、聖なる山を目指すことになるのであった。

というストーリーは、たぶん、どうでもいい。とにかくエロ、グロ、ナンセンス、そしてサイケデリックな映像が流れ詰め込まれた怪作。

なんかこう頭の中をぶっ壊してくれる。催眠術みたいな映画。ラストシーンでやっと催眠術を解いてもらえる。

そんな訳でとても人に勧められる映画ではない。しかし、映画好きなら見て損はないとも思う。ところどころに監督の鋭い切れ味が光るシーンがある。妖刀のように、凄まじく切れるのだ。

ところで、マザー(ゲーム)を作った糸井重里はこの映画を見たんではなかろうか。なんとなく似たような所があると思うのだが。