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続: ぼくの一時保存

主に読書ブログ。たまに頭からはみ出したものをメモ。

蜘蛛の糸・杜氏春 芥川龍之介

蜘蛛の糸・杜子春 (新潮文庫)

蜘蛛の糸・杜子春 (新潮文庫)

芥川龍之介の短編集。なんとなく年の暮れになると芥川龍之介を読みたくなる。たぶん、ぼくの中では『日本の本』のイメージは芥川龍之介の文なのだ。

神話や昔話に基づいて、作者独特のモヤモヤと視界のはっきりしない中を突き進むお話が展開される。創り話とわかっていても妙なリアリティを感じる。いい事も悪い事も一緒くたになった混沌とした感じがその根底にあると思う。