歴史小説家5人の座談会をまとめたもの。信長、秀吉、家康から明治維新までを語り尽くす。
ただ、残念ながら僕自身が歴史に疎い。どうも苦手なのだ。この本の中にも多数の歴史上の人物が出てくるが、これがどういう人かあんまりわからないので話についていけない(比較的登場人物のわかる信長〜秀吉あたりは楽しめた)。
歴史は過去にあった出来事なのだが、現代人にはその全てを知ることができない。残された資料から探るしかない。様々な説があるし、人物の解釈、因果関係も複雑だ。この辺のどうしてもクリアにならないところが僕は苦手なのだが、でも、その中でアレコレ考えてみることが「歴史から学ぶ」ということなのかもしれない。