土井善晴の素材のレシピ 土井善晴
「忙しくてもお料理することは良いことです」(著者)
レシピ本。私生活で色々あって自炊をちゃんとしようと思ってこの本を買った。とにかく、一日一品何か作ることにしている。その他はお惣菜とかだけど、せめて一品ぐらい一人暮らしのおっさんだって作るのだ。
そんな料理下手の僕にこの本はちょうど良かった。
食材ごとに1ページに4つの料理がまとまっている。非常にシンプル。そして限られたスペースに材料から作り方まで書いてある。しかもスペースの半分は料理の写真だ。つまり、非常に簡単なものしか載ってない。
カバンにこの本を入れて、スーパーへ向かう車の中でパラパラとめくって今日の一品を決める。調理には30分もかからない。全く自炊しておらず機能してなかった台所に、少しずつ調味料が増えてきた。
個人的には「ゆでもやしの肉味噌がけ」がとてもいい。簡単だし美味しい。栄養的にもいいらしく、コレを週1ぐらいで食べてると体の調子が良い。
下手な教則本よりも、この本を見ながらあれこれ作ってみるだけで料理の基礎みたいなものは身につくかもしれない。習うより慣れよ、である。一人暮らしの大学生にお勧めしたい。