続: ぼくの一時保存

主に読書ブログ。たまに頭からはみ出したものをメモ。

夢をかなえるゾウ 水野敬也

夢をかなえるゾウ

夢をかなえるゾウ

「もし自分が変われるとしたら、行動して、経験した時や。そん時だけやで」(ガネーシャ)

Kindleを買いました。今さら感はいろいろあるけど、とにかくこの一冊を読んだ。

電子書籍の便利さに驚いたり、kindleのありがたさに気づいたり。そしてこのいっさつは「中高生のドラえもん」だと思った。

もちろんパロディにもなっているのだけれど、謎の神様ガネーシャが、ダメな主人公を成功者へ導くべく課題を課していく。結局ガネーシャがダメなところなど、ドラえもんっぽい。ちがいはえ、何だかんだ主人公が絵成長していくところと、現実の人びとを引用することだろうか。

とかく読みやすい本ではあるので、中高生は読んでみて欲しい。20歳超えたら、ちょっと躊躇してもいいだろう。読むべき本は他にも多々ある。いまさらである。つまり、この本は教訓を含むエンタテインメントである。その意味では、良質な漫画と変わらないだろう。