続: ぼくの一時保存

主に読書ブログ。たまに頭からはみ出したものをメモ。

千年女優 今敏

『今だって毎日、あの人を好きになってくんだもの!』(劇中劇にて、藤原千代子)

『パプリカ』から今敏監督に入った口なのだが、これはすごい。『パプリカ』は面白い。『ディープブルー』は凄まじい、と感じた。そしてこの作品はもう言葉にできない。

恐るべき情報量と表現力です畳み掛ける映像としてストーリー。カントクの頭はどうなってはのか。完成度が高過ぎて表現できない。

夢とも現実の世界メタファーともとれるギリギリの境界線、まさにアニメーションが描くべきものを今敏監督にしか出来ないであろう切り取り方で表現する。ふるえる一昨だった。

個人的に、宮崎駿監督の感想を聞きたい。