続: ぼくの一時保存

主に読書ブログ。たまに頭からはみ出したものをメモ。

ライフワークの思想 外山滋比古

ライフワークの思想 (ちくま文庫)

ライフワークの思想 (ちくま文庫)

『人生を芸術にするーこれぞ最高の知的生活である』(著者)

著者がこの文章を書いたのは1970年代だそうだ。もう40年も前の文章である。データも古い。しかし、なにか今にも通じるものを多く感じる。日本人として生きる、とはどういうことかと考えさせられる。

思えば、日本人のアイデンティティはなんなのだろう。イギリス人の紳士精神、アメリカ人の個性といったものが日本にもあるのだろうか。なにかふと寂しくなった。