続: ぼくの一時保存

主に読書ブログ。たまに頭からはみ出したものをメモ。

聖なる怠け者の冒険 森見登美彦

聖なる怠け者の冒険

聖なる怠け者の冒険

「困っているならば、我が輩の手を摑むがいい」(ぽんぽこ仮面)

森見登美彦の長編。いつもの森見ワールドで、京都の街がヘンテコなことになる。

なんともいえないフワフワと心地よい感じは有頂天家族の読書感に近い。宵山万華鏡と同じく、宵山という祭りの力を借りて森見ワールドが弾ける。

祇園祭にいってみたいなぁ。そんなことを思いながらダラダラと呼んだ一冊だった。