読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

続: ぼくの一時保存

主に読書ブログ。たまに頭からはみ出したものをメモ。

私が、生きる肌

シアター

冷静なほど、狂気は恐ろしい。

いかれた整形外科医をアントニオ・バンデラスが鋭く演じる。謎だらけのサスペンス。謎が解けるたび、いかれっぷりが増していく。江戸川乱歩にも通じる冷静な狂気に感服した。

この映画を盛り上げるのは音楽ではないだろうか。鋭く、神経に刺さるような音楽は恐怖感をあおる。一方でエロティックなシーンでは実にムードある柔らかなBGMが流れてくる。この振れ幅が映画に深みを出すのだろう。