続: ぼくの一時保存

主に読書ブログ。たまに頭からはみ出したものをメモ。

オーケンののほほん日記 大槻ケンヂ

オーケンののほほん日記 (新潮文庫)

オーケンののほほん日記 (新潮文庫)


『また会えたらいいな。じゃあな』(大槻ケンヂ

オーケン20代の日記。あとがきで本人も述べているが、過去の日記が出版されるなんてめちゃくちゃ恥ずかしい(笑)。でも、OKしちゃうところがオーケンらしい。びっくりするほどオープンで、へんな表現だが、芸人魂に溢れている。

オーケンの精神がやばかった頃の日記なので、ちょいちょい暗い記事もある。同じように病んでる人は読んでみるといいかもしれない。自分以外にも同じように苦しんでる人が居る、というのは自分では案外気がつかないものなのだ。

のたうちまわるオーケンを見ると、自分のことを客観的に捉えるきっかけになるかもしれない。客観的に自分を観れば、案外、その暗闇は笑い話に変わってしまうものなのだ。