続: ぼくの一時保存

主に読書ブログ。たまに頭からはみ出したものをメモ。

僕だけがいない街 平川雄一郎

藤原竜也有村架純が主演を務める大人気漫画の映画化。観終わった直後の感想は、何か消化不良といった感じ。

原作は読んでいないので、あくまで映画を観た印象でしかないが原作からかなり端折ってるシーンがあるのではと思う。ちょいちょい納得いかない流れがあるのだ。

その中でも一番は、主人公(幼少期)の目的が『被害者を守る』から『真犯人を捕まえる』にシフトするところ。この時1人やられている。

物語の中で、主人公は正義の味方のように『守りたい』と口にする。守ることこそ、主人公にとって最も大切なことではなかったのか。

ただ、主人公はそもそも母を守るために行動していた。そのために目的が変わったということかもしれない。なんだか納得はいかないが。とりあえず原作を読んでみよう。