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続: ぼくの一時保存

主に読書ブログ。たまに頭からはみ出したものをメモ。

ウソ発見器

 
狂気に囚われた連続殺人犯。犯人はターゲットが嘘をつくことを確認して殺していく。犯人を追うジムは、次第に事件と自分自身の関連に気づいていく。
 
原題は『Shame the devil』。個人的にはこのままの方が良かったような気がするが、まあ洋画の邦題ではよくあること。
 
『真実と嘘』をテーマに人間社会の闇を覗き見るホラー作品。正直、中盤ぐらいで犯人の目星はつくのではなかろうか。それでも惹きつけられる『怖さ』と『哲学』を感じる。
 
登場人物がそれぞれ信念を持っているところがよい。恐怖に立ち向かう姿は実に人間らしい。それは、犯人さえもそうなのだ。
 
人は苦しみ、時にはその結果人を傷つける。人の世は苦しみの連鎖である。それを断ち切ろうとあがくからこそ、人間らしいのだ。