続: ぼくの一時保存

主に読書ブログ。たまに頭からはみ出したものをメモ。

ノッキン・オン・ヘヴンズ・ドア


『天国では海の話をするのがブームなんだ』(マーチン)

ガンで余命を宣告されたルディとマーチン。二人の青年は海を見に行くため、車を盗み走り出す。その車にはマフィアが輸送中の大金が乗っているとも知らずに。

タイトルと中身が絶妙にマッチしている最高の映画。笑あり涙あり、アクションあり。人生をギュッと90分に濃縮した。そんな感じの映画である。

人間は生まれたからにはみんな死ぬ。病とは関係なく、だれもがエディとマーチンなのかもしれない。生きるとはなんなのか。一つの答えがこの映画にはあるように想われた。