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続: ぼくの一時保存

主に読書ブログ。たまに頭からはみ出したものをメモ。

思い出のマーニー ジョーン・G・ロビンソン

思い出のマーニー (新潮文庫)

思い出のマーニー (新潮文庫)



『じゃあ、結局、だれがいけなかったの?』(ジェイソン)

ジブリ映画になったことで有名な一作。

喘息持ちで内気なアンナは、いつも自分を『外側』の人間だと感じていた。実の親が交通事故で亡くなり、育ての親リンゼイ夫妻との間に少なからず壁を感じていたせいかもしれない。アンナは転地療法のため田舎へ行く。そこで暖かな人々と、心許せる友人マーニーに出会う。そして、彼女は自分とマーニーの間に横たわる隠れた秘密に遭遇する。

この本のテーマは「奇跡」である。悪く言えば御都合主義である。あいかし、児童向け文学であることで、そのあたりはクリアされている。人と人との出会いは奇跡のようなものだ。子供達には出会いの中に奇跡を見出してもらいたい。信じるものにしか奇跡は訪れないのだから。