続: ぼくの一時保存

主に読書ブログ。たまに頭からはみ出したものをメモ。

我が名は青春のエッセイドラゴン! 大槻ケンヂ

 

 

「暇だ。困った」(大槻ケンヂ)

 
大槻ケンヂのいいところは、本当にダメでどうしようもないボンクラでも、そこにちょっと捻った視点を加えることで笑い話にしょうかえできるということをおしえてくれることだ。この意味で、彼はロック歌手よりも芸人に近い。失敗談、駄目なこと、おかしなことを赤裸々に語るサービス精神は芸人魂である。
挑戦すれば失敗する。たまに成功すればそれでいい。失敗を抱え込むことが問題だ。どこかに失敗を吐き出してしまわないといけない。失敗は笑い飛ばしてしまえばいいのだ。笑いの力は大きい。笑い飛ばして次の暇つぶしを考えよう。