続: ぼくの一時保存

主に読書ブログ。たまに頭からはみ出したものをメモ。

カクレカラクリ 森博嗣

『百二十年も前のことだ』(磯貝先生)

廃墟マニアの大学生二人が村のお嬢様と一緒に村の謎に挑む、というコンセプトの長編。
なんとなく、煮詰まってない感じがして、作者もやりきってない状態の作品ではないかと感じた。つまり書かされてる感があるように思ったのだ。ただ、ベタな森博嗣流ラブコメが展開されたという意味では新しいかもしれない。犀川先生と萌絵ちゃんにはない展開である。