続: ぼくの一時保存

主に読書ブログ。たまに頭からはみ出したものをメモ。

箱庭図書館 乙一

 

箱庭図書館

箱庭図書館

 

 

 
タイトルがいい、と思い購入。読後の感想は『まさにタイトル通り』感じだ。
 
 
一つの町のなかで、様々な物語が紡がれる。乙一らしい、ダークなお話とキラキラした奇跡が混在しつつ、それらは少しずつつながりあい、町を作っていく。個人的にはすごく好きなパターンの一つだ。人の世は、この世界はこんな風にできているんだろう。そんなことを考えて読んでいた。
 
この作品は、雑誌の企画で素人の小説を乙一がリメイクしたものらしい。どうせなら原作も読んでみたいなあ、と思う。さらにあとがきによれば、タイトルもTwitterで募集したものだとか。このタイトルを考えた人はすごい!