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続: ぼくの一時保存

主に読書ブログ。たまに頭からはみ出したものをメモ。

銀河鉄道の夜 宮沢賢治

新編 銀河鉄道の夜 (新潮文庫)

新編 銀河鉄道の夜 (新潮文庫)

いわずと知れた宮沢賢治の代表作。改めて読んでみると、宮沢賢治がいかに純粋な子供の心を保っているかがわかる。本書の合間に彼の自然科学(星や動植物)への深い知識と理解が垣間見える。それでいて、お話自体は子供の絵本のように不条理で、しかも妙な説得力がある。理屈を上回る力を感じる。

最後に、カムパネルラが川に落ちたくだりでなにやら妙な恐怖を感じた。なんだか、突然登場人物がヒトでなくなってしまったような…奇妙な感じだがうまく表現できない。