続: ぼくの一時保存

主に読書ブログ。たまに頭からはみ出したものをメモ。

エコ

エコについてひねくれて考えてみたメモ。

最近なにかと「エコ」って言葉がでてきて地球環境を守ることが強調される世の中なわけですが、地球環境ってのは人間が守ってあげなきゃいけないような存在なんでだろうか?

なんだか今のエコとか環境保護っていうのは、変化しようとする地球環境をヒトの都合がいいように無理矢理押さえ込んでいるような気がしないでもないです。環境の変化を問題としてとりあげるのは、それだけ環境変化がヒトにとって都合が悪いことだから、ということがあるので当然といえば当然なのですが、ヒトも地球の一要素であると思うと、ヒトの力で地球をコントロールするというのはすごく難しいんじゃないかと思ってしまうのです。

むしろ環境の変化に合わせてヒトのほうが生き方を変える方が自然なんじゃないだろうか。

暑くて作物が育たないなら、暑い環境で育つ作物を育てればいいんじゃないだろうか。海面が上昇して土地が足りなくなるなら、船を浮かべて生活してみてもいいんじゃないか。無理に「変わろうとしている地球」を抑えこむより、そっちのほうがよっぽど優しくて地球にエコなんじゃないか、と思ったりもする訳です。

もちろん、こんなことがうまくいくほど単純な問題なら問題にならないわけで、だからこそ世界中のヒトがエコに気を配って、環境が変化しないように頑張っているはずなんですけどね。

ただ、地球の歴史を少しさかのぼれば氷河期があったり、今は陸でも昔は海だったところもあるわけで。地球の環境が一定で変わらない、という考えのほうがナンセンスな気がします。なんでもかんでもってわけにはいかなくても、たまにはヒトのほうが地球に合わせてあげてもいいんじゃあないかなぁ。