続: ぼくの一時保存

主に読書ブログ。たまに頭からはみ出したものをメモ。

職人

 職人でありたい、と思う。

 「芸は身を助ける」というわけではないのだが、お金とか人脈とかそんなんじゃなくて自分自身の体に染みついたもので、人に必要とされたいと思う。ただ、残念ながら今のぼくにはそこまでの素晴らしいものは備わっていない。修行中の身だ。しかし、ぼくひとりではそんな素晴らしいものを生み出すことさえできない。よって人から盗む。盗んで盗んで盗みまくる。盗む相手に求めるのは「信頼性」だ。信用できる相手から、信用できる「技」を盗む。それ以上のことは求めない。そういう相手がぼくにとっての「師匠」になるのだと思う。たぶん、おそらく「弟子のデキ」にとって「師匠のデキ」は重要だ。ぼくはいい師匠に出会えるだろうか。