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続: ぼくの一時保存

主に読書ブログ。たまに頭からはみ出したものをメモ。

勝負どころ

 将棋とかチェスとかがわりと好きだ。ただ、残念ながらそんなに強くはない。というか弱い。ガッチガチに守るのは得意だが、攻めが苦手。そんなことなので結局ジリジリ削られて負けてしまう。勝つには「攻め」が絶対に必要だ。


 ぼくはなぜ「攻め」が出来ないのか。早い話が「勝負どころ」をつかめていないからだと思う。闇雲に攻めても、そんな「攻め」は簡単に受けられてしまう。自軍の戦力を減らすのが結果であることは目に見えている。相手の動きをよく見て、周到に準備をし、「ここだ!」という一点に勝負を持っていかないといけない。
理屈はわかっているが、いざ実戦となるとなかなかうまくいかないものである。相手だって全力でこちらを妨害してくるのだ。当然といえば当然である。


 ただ、今日ふと気がついた。自分が追い込まれてピンチの時、完全に劣勢のとき、こんなときこそ形勢逆転の一手が意外とある。そしてそこからの逆転勝利は大いに期待できる。これはぼくがいつもガッチガチに守りを固めることに起因するのだと思う。ガチガチの守りを切り開くには、相手もそれ相応の犠牲を払う必要があるのだ。それがこちらの「利」であり、相手の攻めが止まった瞬間、その「利」を最大限に活用すれば疲れ切った相手をつぶすのは大したことではない。この瞬間がぼくの「勝負どころ」だったのだ。


 ぼくはこのことに気づかずただただ攻められている時に、逃げ切る事だけを考えていた。だがこれは違うのだ。攻め込まれている時こそ、したたかに、相手をよく観察して、「勝負どころ」を探る事が、ぼくにはきっと必要なのだ。