続: ぼくの一時保存

主に読書ブログ。たまに頭からはみ出したものをメモ。

クマノミ

 ちょっと前の映画「ファインディング・ニモ」でお馴染みの「クマノミ」っていう魚を、何気なくwikipediaでみていたら実はこいつはすごい変な魚だったようです。
特に性別の概念がすごい・・・wikiによると


ひとつのイソギンチャクには、だいたい複数のクマノミが生息する。この中ではいちばん大きい個体がメス、2番目に大きい個体がオスで、残りの個体は繁殖しない。この時にメスが死ぬと、オスがメスへ、3番目に大きい個体がオスとなる。


つまりこいつらはベースが♂、必要に応じて♀になれるってことなんでしょうか。基本的脊椎動物は生まれたときに性別が決まってると思っていたので、結構衝撃でした。あと昆虫とかヒトの性染色体の話なんかで、「生物は♀がベースで、必要に応じて♂が作られてきた」なんてのを割と信じてる人だったので、クマノミのケースは真逆でちょっとショック。
まぁ生物の世界は例外が豊富な世界なので、クマノミみたいなケースもあって当然っちゃ当然なのかもしれません。むしろそんなケースはないと思っていた自分が恥ずかしい。なんというか、思い込みってだめなんだなぁってそんな話。